休日にだらだらしすぎたーとか、だらだら残業してしまった・・・とか無意識に使いますよね。
「だらだら」という言葉は、何となくしたり顔を出す日常の言葉の一部となっています。
しかし、この言葉の正確な定義やその語源について深く考えたことはありますか?
この記事では、「だらだら」の意味や使い方、そしてその語源について知らない人のために定義と語源を掘り下げていこうと思います!
だらだらの定義
「だらだら」は、日本語の口語表現であり、複数の意味を持つ言葉です。
以下に、主な用法とその定義をいくつか挙げてみます。
- 時間や行動に関する意味:
- 定義: 特定の目的や計画がなく、何もせずにぐずぐずと時間が経過する様子を指します。
- 例: 「だらだらと過ごす」「だらだらとした一日」
- 物事が進行する様子に関する意味:
- 定義: 仕事や行動が緩慢で進まず、無駄に時間がかかる様子を表現します。
- 例: 「だらだらと仕事を進める」「だらだらとした作業」
- 音や流れが連続的に続く様子に関する意味:
- 定義: 音や水などが連続的に続く様子を表します。
- 例: 「だらだらと続く雨」「だらだらと流れる川」
- 疲れている様子に関する意味:
- 定義: 長時間の活動や何かをして疲れ切っている様子を指します。
- 例: 「だらだらと働いて帰ってきた」「だらだらと歩いて疲れた」
これらの用法からも分かるように、「だらだら」は緩慢で長引く様子や、何もせずにぐずぐずと過ごす様子を表現するための多義的な言葉です。
文脈によって微妙なニュアンスの違いがあり、使われる状況によってその意味も変化します。
だらだらの語源は?
では、だらだらの語源は一体なんでしょうか?
「だらだら」という言葉の語源は、明確な由来が特定されているわけではありませんが、いくつかの仮説が存在します。
- 擬音語説: 「だらだら」は、物事が続くさまや、何かがだらりと垂れ下がるような様子を表す擬音語として生まれた可能性があります。音の響きが、緩慢な動きや長引く様子を表現するのに適していると言えます。水がしずくとなって垂れる様を「たらたら」と表した言葉から、さらにとめどもなく流れ出して大変なことになると「だらだら」と言い表されること。
だらだらという言葉は「たら」→「たらたら」→「だらだら」になったということがわかりますね。 - 江戸時代の俚諺: 「だらだら」は江戸時代の俚諺(りこう)から派生した言葉かもしれません。江戸時代の庶民の言葉遊びや風刺の表現が、現代にも引き継がれていることがあります。
- 意味の変化: 「だらだら」が最初は特定の意味を持たなかったが、徐々に口語表現として広まり、その使用頻度が増える中で、具体的な意味が形成された可能性も考えられます。
だらだらの例文
それでは、「だらだら」の例文を見ていきましょう。
・だらだらとLINEをしてしまう
・今日1日だらだらyoutuneを見てしまった
・だらだら残業をすることは良くない
・シャワーから水がだらだら垂れている
・旦那が休日だらだらしていてイラつく
など、このような時に使いますね。
まとめ
だらだらの定義や語源はわかりましたでしょうか?
普段使う言葉でも、案外知らないことも多いのではないでしょうか。
このブログでは「だらだら」について、深く掘り下げていきます。
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